イチャンカラ城壁内 - ビヴァの散策
ヒヴァは首都タシケントの西方約750kmに位置して、アムダリア川下流のオアシスの町。ペルシャ時代からカラクム砂漠への出入り口として繁栄した。 ヒヴァの町は外敵の侵入を防ぐために外壁と内壁の二重の城壁で守られていた。内側の城壁に囲まれた内城は「イチャンカラ」と呼ばれ、イチャンカラには20のモスク、20のメドレセや6基のミナレットをはじめとする数多くの遺跡が残されている。1969年には全体がユネスコ世界文化遺産に登録された。 西門を入るとそこは中世のイスラムの町。未完成のカルタ・ミナルと今夜のホテルであるムハンマド・アミン・ハン・メドレセがある。このメドレセは1852年に完成した、中央アジアで最大規模の神学校で、中庭を取り巻く二階建ての建物は寄宿舎になっており125の部屋があった。 この一室が、今夜の僕らの宿になった。